ブログを始めるにあたって
僕は自分がいつでもオリジナルで独創的でありたいと思う。
他人と同じ暮らしや考えは悪とみなして生きてきた。
その結果かなり他人とは薄い浅い関係しか持てなくなった。
自分のアイデンティティーを保つためなのだから仕方ないと思っていた。
しかしよくよく考えてみると
独創的とは何だ?
他人とは違うとは何か?
絵を描いてみてもどこかで見たことのある構図だった。
他人と違った事をしても調べてみたらだれかが既にやったことのあることだった。
結局自分もある意味他の人とは全く変わらないことに気がついた。
独創とはとどのつまり模倣の集合体である。
如何に模倣を混ぜ合わせるかが独創である。
ただの鉛筆にはオリジナリティーはない。
ただの消しゴムにもない。
ただ鉛筆のおしりにちょこっと消しゴムを付けるだけでオリジナルとなる。
人も同じである。
日本語をしゃべれる人は約一億人いる。
中国語を話す人は約十四億。
英語を公用語とする人口は約十七億人。
では日中英で流暢に会話できる人はどのくらいいるのか。
恐らく上の数字と比べると極端に少なくなるだろう。
それがオリジナリティーであると思う。
自分しか持っていないものなどほとんどないかもしれないが
あり溢れたものを組み合わせることによって初めて他人と区別がつく。
我々は常に他人から影響され
また他人を影響する。
このブログも僕が影響されたり他人を影響する様な場として始めた。
チラシの裏にでも書くべきことばかりだがここで発表させてもらう。